====== DELL PowerEdge T320 メモ ====== 知人の業務用ファイルサーバをまともなものにしようってことで、PowerEdge T320をDELL直販でBTOした。 初めての本格的なサーバマシンで、分からないこと・買ってから分かった事などが色々あったのでメモ。 鼻毛T320とは構成が大きく違う(特にHDDベイ回り)ので、そっちの情報を求めてる人は回れ右。 ===== ストレージ回り ===== ==== HDDベイ ==== 3.5インチ8台構成。全てPERC H310に繋がっている。H310は普通のPCIeカードとして接続。 ホットスワップ対応のリムーバブルベイだが、専用のHDDトレイ(パーツNo. **0X968D**)が必要。トレイの単品購入は不可で、正規の入手方法はお高い純正HDDを買うしかない(多分)。 Amazon、eBayあたりで純正・非純正のトレイ単品が購入可能。ジャスト型番なのは見当たらないが、**0G302D/G302D/0F238F/F238F/0X968D/X968D** は互換性がある模様。 ==== 内蔵SATA ==== M/B上にmini SAS端子として実装されている。SFF-8087→SATAケーブルで引き出す必要がある。ちなみに、SFF-8087ケーブルにはフォワードとリバースがあり、この場合はフォワードケーブルじゃないと使えない。リバースはSATAを束ねてSFF-8087に変換する用。 ===== 消費電力 ===== 構成 ^ CPU | Xeon E5-1414v2 | ^ メモリ | 8GBx1 | ^ PCIe | PERC H710P | ^ HDD | 3.5インチ 8台(WD5003AZEX 1台, WD30EFRX 7台)| 消費電力 ^ 待機 | 9 | ^ 電源投入直後 | 169(最大値)| ^ BIOS画面 | 110〜120 | ^ CentOS GUIログイン画面 | 98 | ^ アイドル | 88 | サーバマシン=電気爆食いというイメージがあったが、普通のデスクトップと大差ないのが少し驚き。HDD8台載せてるだけあってアイドル時もそこそこ食ってるが、うちのサーバは3.5インチHDD×7台 + 2.5インチHDD×2台で、とことん省電力設定をしてアイドル65W程度なので、T320のエネルギー効率も悪くないと思う。