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モダンタイムス

大手スーパーを中心に、お釣りの硬貨を自動的に吐き出すレジをしばしば見かけるようになった。 ここ最近で一気に普及してきているように思うが、俺はこのタイプのレジが大っ嫌いだ。

理由は簡単。「人間が機械に使われている」からだ。

レジの人は客からの代金をレジの貨幣挿入口に入れる。それから、しばしの間(ま)。 機械様が絶対に間違う事のない勘定をする。 その後、機械様が吐き出した釣り銭をレジの人がレシートと共に客に渡して終わり。

何なんだ、この状況。

将来、コンピュータ開発関連の仕事に就きたいと思っている俺としては、人間がコンピュータの都合に合わせるという状況だけは、絶対に作り出してはならないと思っている。 コンピュータの血も涙も無い挙動と人間のファジーな挙動を繋ぐのが、技術者の使命だと思っている。

とまぁ、自動レジが嫌いなのは信条に因る所が大きいのだが、現実問題としてヤツは遅いんだよね。

例えば、990円の買い物をして1000円札を出す。 お釣りは言わずもがな10円で、人間の対応だと10円玉1枚をキャッシャーから取り出して、レシート不用ならお金だけ渡して終わり。

ところがヤツを通すと、何やらガシャンガシャンと唸って、10円玉とレシートがセットで出てくる。何で10円玉1枚を貰うのに、こんなに時間をかけなきゃならんのだと。

まして、人間だったら状況に応じた「予測」が出来る。

この例ならば「客は1000円札を出すだろう→お釣りは10円だ」という感じだ。予測が的中すれば、レジで1000円と打ち込むのとほぼ同時に10円玉を手にする事が可能だ。

ここまでくると、釣り銭を渡すだけでも随分と時間差が生まれる。レシートが要らない人だったら、尚更である。

店側としてはレジでの現金誤差を抑えたいという思いなんだろうが、客、というか俺から言わせてみれば、あのレジは不快でしょうがない。 もう少し、見えない部分での、店の快適度というかそういうものを考えてもらいたいと思う。

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blog/2006/2006-03-28.txt · 最終更新: 2015-01-06 11:51 (外部編集)
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