====== リナザウのNANDフラッシュとHDDのバックアップ ====== カッとなってLinux Zaurus SL-C3200を買ってしまった。 pdaXromにFirefox、セルフコンパイル環境、KWINSなどなど夢が広がりんぐな訳だが、何はなくともまずは初期環境のバックアップだ。予め140MB以上空きのあるSD/CFカードを用意しておこう。 ===== NAND Flashのバックアップ ===== まずはNANDフラッシュのバックアップ。これをしておかないと、Qtopia環境を復元出来なくなる。 - リナザウの電源を落とし、ACアダプタとバッテリを外す。 - [D][M]キーを押しながら、ACアダプタを繋ぐ。 - 「Service Menu」が表示されるので、その3ページ目「2.BACKUP RESTORE MENU」を選択する。 - 更に「2.NAND Flash Back Up」を選び、「Excute backup?」で[OK]キーを押せば、SD/CFカードにNANDフラッシュが書き出しが始まる。 - 緑色のバーが右端まで伸び「Backup...OK」と表示されれば終了。[×]キーでService Menu画面に戻ってから電源を切り、ACアダプタを外す(外さないとQtopiaに戻れない)。 {{:blog:2007:20070507-01.jpg?300 |}} {{ :blog:2007:20070507-02.jpg?300 |}} 所要時間は約40分。成功すれば138428432(132M)バイトのSYSTC320.DBKというファイルがSD/CFカード上に出来ている筈だ。このファイルは、万が一にも失う事の無いよう、大事に保管しておこう。 ===== HDDのバックアップ ===== 続いてHDDのバックアップだ。HDD内のデータは、付属のインストールCDから復元できるので、わざわざバックアップしておく必要もないかもしれない。が、一応、念のため。 /hdd3の中身をtarで固めてSD/CFカードに保存する。SD/CFカードに出来たtarballはPCのHDDとかに移しておこう。勿論、リナザウのHDDにtarballを作成して、それをネットワーク経由でコピーしても構わない。 $ tar cvf /mnt/card/Documents.tar /hdd3/Documents/ (670MB) $ tar cvf /mnt/card/dict1.tar /hdd3/dict1/ (260MB) $ tar cvf /mnt/card/dict2.tar /hdd3/dict2/ (450MB) ===== 参考サイト ===== * [[http://journal.mycom.co.jp/special/2005/pdaxrom/index.html|Linux Zaurusをハックする - pdaXromでLinux Zaurusの新たな一面を探る]] * [[http://plaza.rakuten.co.jp/kobe117/diary/200610280000/|[Zaurus] SL-C3200環境構築(その1) - 神戸辺り、たゆたう時間 - 楽天ブログ(Blog)]]