====== NAS4FreeをUSBメモリに正しくインストールする方法 ====== NAS4FreeをUSBメモリへインストールする間違った方法が出回っているようなので、正しい情報を載せておく。 USBメモリでNAS4Freeを使う方法は以下の2つがある。 * LiveUSB(.IMG)をUSBメモリに書き込み、そのままNAS4Freeの実環境として使う。 * LiveCD(.ISO)またはLiveUSB(.IMG)のイメージでインストーラを作り、別のUSBメモリにNAS4Free環境をインストールして使う。 何てことはない、LiveUSBが実環境としてもインストーラとしてもそのまま使えるのである。 解凍したEmbedded.imgを書き込んでる例があるが、それはやっちゃだめ。\\ [[http://wiki.nas4free.org/doku.php?id=faq:0037|ここ]]([[:translation:nas4free:faq:0037|稚訳]])や[[http://wiki.nas4free.org/doku.php?id=documentation:download_options|ここ]]に書いてある通り、Embeddedイメージは"Embeddedインストール"した環境の更新用で他の使い方は推奨されていない。 まーでも、NAS4Free公式サイトの説明もメニューの説明も分かりにくいから、間違っても仕方ないかな。 ついでに、インストール方法として"Full"と"Embedded"の2種類があって頭を悩ませる訳だが、基本的にはEmbeddedが推奨されている。 インストール先がHDDだったとしても、余程の事情がない限りはEmbedded推し。 その辺の詳しい事情は[[http://wiki.nas4free.org/doku.php?id=faq:0073|公式のFAQ]]([[:translation:nas4free:faq:0073|稚訳]])に書いてある。 簡単に解説すると、FullとEmbeddedの一番の違いはOS全体をメモリに載せるかどうか。 Embeddedはオンメモリで動くので、何かおかしなことになっても再起動すればクリーンな状態に戻るが、Fullだとそうはいかない。 また、起動ストレージへの読み書きもEmbeddedはメモリに対して行われるが、Fullはそのままストレージに対して行われる。従って、特にUSBメモリやCFなんかにFullインストールするのは寿命的な面でも良くないし、実際にやってみると分かるんだけど、WebGUI操作時のパフォーマンスが目に見えて悪くなる。TLC NANDフラッシュが一般的になってきている昨今では尚更。