====== PVEのWindows 10ゲストでSR-IOVのVFが動いた! ====== {{ :blog:2021:nengan_no_sriov.png |}} Proxmox VE 6.3とConnectX-3を使って、ゲストのWindows 10 ProfessionalでSR-IOVのVirtual Functionが動いたぞー!デバイスマネージャで認識させるところまでは楽勝だったが、何度ドライバ当て直してもエラーコード43で動かなくて随分苦労した。結局、PVEのビルトインドライバが古かったのが原因だったけど、それはまた後日。 見せてもらおうか、SR-IOVの性能とやらを! {{ :blog:2021:ntttcp_between_pm_and_vm_with_sriov.png |}} 物理マシンのWindows 10と、PVE上の仮想マシンのWindows 10をConnectX-3の40GBASE-SR接続した環境で、MS謹製ネットワーク性能測定ツールNTttcpを使い速度を測った。物理マシンが送信側、VMが受信側とした結果は下図のとおり。 {{ :blog:2021:ntttcp_result_by_sriov.gif |}} 右下のアクティブなタスクマネージャが物理側で、他のウィンドウはリモートデスクトップ経由のVM側だ。26Gbpsほど出ているのがわかる。同じ条件でVM側をvirtio-netとすると12Gbps程度だった。速度も然ることながらPVEのCPU負荷が段違いなので、さすがSR-IOV。 なお、最大瞬間風速で32Gbps程度出ることは確認した。