====== 北陸アルミニウムの萬彩伝用の木柄で片手鍋の取っ手を修理 ====== 片平鍋のプラスチックの取っ手が割れてしまったので、市販の木製取っ手に付け替えた。 鍋は合羽橋の店先で500円くらいで売られてた[[http://www.maekawa-alumi.co.jp/|前川金属工業]]の[[https://www.amazon.co.jp/dp/B00EXDOA0G|カラー雪平鍋 16cm]]ってやつ。材質はアルミでフッ素加工もされてて、国内製造とのことだった。なかなか使いやすくて重宝してたんだけど、3か月ほどで取っ手にヒビが入ってしまった。 {{ :diy:cracked_pans_handle.jpg |}} 分解してみると取っ手部の構造は下図のような感じ。 {{ :diy:structure_of_pans_handle.png |}} 青い部品(取っ手)の中に包み込む形で樹脂部品(緑の部分)があり、先端の引っ掛けパーツから貫通するねじで取っ手部全体が鍋本体に取り付けられている。鍋の重さは全て緑と青の接触部分にかかる事になるので、そりゃ割れるよなぁと…。 市販品で適合する替えパーツはないだろうから、てきとーな雪平鍋用の交換用取っ手を削り出す方向で「北陸アルミニウム 61756 萬彩伝 雪平鍋用木柄 18cm用」を購入した。 {{ :diy:hokuriku_aluminium_mansaiden_16cm_handle_size.jpg |}} 鍋の取っ手接合部の直径が約16.8mmなのに対し、萬彩伝の木柄は一番細い所で19.3mm、一番太い所で22.4mm、持ち手の部分で28.9mmというサイズ感。 小刀と彫刻刀とやすりを駆使し、最後は現物合わせをしながら地道に削った。削りすぎてユルユルになっては元も子もないので、多少きついくらいに留めておくのがベター。 {{ :diy:cut_wooden_handle.jpg |}} 木柄をゴムハンマーで叩いて鍋に押し込んで、最後に釘で留めて完成。 {{ :diy:nail_handle_into_the_pan.jpg |}}