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blog:2013:2013-06-03 [2013-06-03 16:37]
Decomo 作成
blog:2013:2013-06-03 [2015-01-06 11:51]
行 1: 行 1:
-====== ストレージプールの直下以外でRoot on ZFSする時はmountpoint=noneを忘れずに!(確信) ====== 
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-FreeBSDのRoot on ZFSで、ストレージプールのルート以外をシステムのルートディレクトリにする時は、ストレージプールのルートのマウントポイントを殺さないと死ぬ。 
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-これだけじゃ何の事か分からんと思うので具体例をあげると、ストレージプールztankがあり、ztank/SYSROOTにFreeBSDをインストールしたとする。 
-インストール終盤で、以下のようにマウントポイントを設定するわけだが、1行目のztankルートに対するマウントポイントの設定を忘れると、システムの起動でこける。 
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-<code bash> 
-zfs set mountpoint=none ztank              # 忘れがち!! 
-zfs set mountpoint=legacy ztank/SYSROOT 
-zfs set mountpoint=/usr ztank/SYSROOT/usr 
-... 
-</code> 
- 
-"Trying to mount root from zfs:ztank/SYSROOT"は成功しているのに、直後に「ファイルがないよー」的なログが出てabortしてしまう。症状から察するに、どうやらztankの方が先に/にマウントされてしまい、起動に必要なファイルが見えない状態の模様。分かってしまえばどうってことはないが、地味に分かりづらい厄介な罠。 
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-特に設定しなければ、ストレージプールは/poolnameとしてマウントされるはずなんだけど、なんで/にマウントされちゃうんだろう・・・? 
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-尚、例ではmountpoint=noneにしてるけど、ルート(とシステム関係の場所)以外なら任意に設定して大丈夫だと思う(試してないけど)。 
  
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  • 最終更新: 2015-01-06 11:51
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