文書の表示以前のリビジョンバックリンク全て展開する/折り畳む文書の先頭へ この文書は読取専用です。文書のソースを閲覧することは可能ですが、変更はできません。もし変更したい場合は管理者に連絡してください。 ====== ストレージプールの直下以外でRoot on ZFSする時はmountpoint=noneを忘れずに(確信) ====== FreeBSDのRoot on ZFSで、ストレージプールのルート以外をシステムのルートディレクトリにする時は、ストレージプールのルートのマウントポイントを殺さないと死ぬ。 これだけじゃ何の事か分からんと思うので具体例をあげると、ストレージプールztankがあり、ztank/SYSROOTにFreeBSDをインストールしたとする。 インストール終盤で、以下のようにマウントポイントを設定するわけだが、1行目のztankルートに対するマウントポイントの設定を忘れると、システムの起動でこける。 <code bash> zfs set mountpoint=none ztank # 忘れがち!! zfs set mountpoint=legacy ztank/SYSROOT zfs set mountpoint=/usr ztank/SYSROOT/usr ... </code> "Trying to mount root from zfs:ztank/SYSROOT"は成功しているのに、直後に「ファイルがないよー」的なログが出てabortしてしまう。症状から察するに、どうやらztankの方が先に/にマウントされてしまい、起動に必要なファイルが見えない状態の模様。分かってしまえばどうってことはないが、地味に分かりづらい厄介な罠。 特に設定しなければ、ストレージプールは/poolnameとしてマウントされるはずなんだけど、なんで/にマウントされちゃうんだろう・・・? 尚、例ではmountpoint=noneにしてるけど、ルート(とシステム関係の場所)以外なら任意に設定して大丈夫だと思う(試してないけど)。 blog/2013/2013-06-03.txt 最終更新: 2015-01-06 11:51(外部編集)