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--- blog:2015:2015-03-01 [2015-03-01 17:40]
Decomo 作成
+++ blog:2015:2015-03-01 [2016-05-18 01:51]
Decomo
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 MacBook Pro Late 2013でUSB 3.0-Gigabit Ethernetアダプタを使ったら速度が全然出なかった。経験的にUSB 3.0のLANアダプタはフルスピード近く出るはずなのだが、ファイルサーバからのコピーで272Mbps程しか出ておらず、明らかに遅い。
-システム情報.appで確認したらUSB 2.0として認識されてやんの。それどころか、殆ど全てのUSB 3.0機器が2.0扱いになっていた。
+おかしいと思いシステム情報.appで確認したところ、なんとUSB 2.0接続されてやんの。それどころか、殆ど全て、というより外付けのUSB 3.0デバイス全てが2.0扱いになっていた。
 {{ :blog:2015:mac_detect_usb3_as_usb2.png |}}
-「USB 3.0 Hi-Speed バス」っていうのがUSB 2.0のバスで、そちらに殆どのUSB機器がぶら下がってしまっている。黄色のデバイスがUSB 3.0な機器だが、これじゃ遅くて当然だ。
+一見するとUSB 3.0で繋がっているように見えるが「USB 3.0 **Hi-Speed** バス」っていうのがUSB 2.0のバスで、そちらに殆どのUSB機器がぶら下がってしまっている。黄色のデバイスがUSB 3.0対応機器だが、これじゃ遅くて当然だ。
 で、なんでこんなことになってるかというと、本体が“レガシーモード”になってるからっぽい。「BootCampアシスタント」や「システム環境設定」の起動ディスク設定で<fc #ff0000>Windows（などの所謂PC向けOS）がデフォルトで立ち上がる設定になっていると、USBが2.0までの対応となってしまう</fc>ようだ。
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 この状態だとブートスクリーンでOSXを選んでもUSBは2.0のままになってしまう。レガシーモードを抜けるに起動ディスク設定でOSXを選んで再起動すればOK。恐らく、起動ディスク設定でEFIのUSBモードの切り替えも行っているのだろうから、PRAMリセット（command+option+P+Rを押しながら電源ON）でも解除できると思われる。
-USB 3.0で正しく認識されていれば、下記のような表示になる。
+USB 3.0として正しく認識されていれば、下記のような表示になる。
 {{ :blog:2015:mac_detect_usb3_as_usb3.png |}}
-同名のデバイスがHi-SppedとSuperSpeedの両方にあるのは、USBの規格的なもの。相変わらず一部3.0デバイスが2.0の方に付いたままだが、もう良く分からんｗ
+ESSENTIAL DOCKが**Hi-Spped**と**SuperSpeed**の両方にあるのは、USBの規格に因るもの。ちょっとややこしいのだけれども、USBって実は3.0と2.0までとでは物理的な互換性がなく、同じUSBとは言っても全くの別物が共存しているのであーる。なので3.0対応のHUBなんかを繋ぐと、内部的には2.0と3.0の2つのHUBを繋いでいるように見えるわけ。USB3.0 Card Reader（モニタ内蔵のSDカードリーター）が相変わらずHi-Speedバスの方にくっついてるけど、良く分からんｗ（後日確認したところ、しっかりとSuperSpeedバスの方にぶら下がってた。）
 レガシーモードのままでも速度が遅いだけで普通に使えちゃうので、実は気づいてない人が結構いるかも？USBメモリを使うくらいならUSB 2.0でも殆ど問題ないだろうし。