Firefoxのフォントレンダリング調整はAnti-Aliasing Tunerが便利

Firefox QuantumあたりでAnti-Aliasing Tunerは動かなくなった。最近のFirefoxとWindows 10の組み合わせでは、特に何の設定もなしにイイ感じでフォントが描画されるようになったので、まぁもう良いんじゃないかなという感じ。

Windowsの最大の欠点と言っても過言ではないのが、フォントのレンダリング品質の低さだ。低いなんて生ぬるいものではなく、スマホはおろかガラケーのフォント描画さえも下回る最低最悪レベルの品質だと思う。

Anti-Aliasing Tuner

気にならない人は気にならないんだろうが、個人的には超気になる。僕はただ、アンチエイリアシングの掛かった綺麗な画面を見たいだけなのに、Windowsだけは未だに最適解が得られないという残念さ。2016年にもなって、何故こんな非生産的な事で悩まなきゃならないのか…。まぁ、MSが問題視してないからどうしようもないよね。レンダラーのみならずフォントそのものがアレだしね、メイリオUIとか、游ゴシック体とか(游ゴそのものは悪く無いがゲイツレンダラとの相性が最悪だと思うのよね)。そんなんだからMacにシェアを奪(ry

と、こんな感じでWindowsのフォント環境についての悪口は幾らでも溢れ出てくるが、愚痴った所で改善されるわけもなし。ここからが本題で、よく使うFirefoxのフォントだけでも綺麗にしようではありませんか。それにはAnti-Aliasing Tunerアドインを使うと便利だ。

ちょっとググっただけでFirefoxのフォントレンダリング設定の情報は様々出てくるが、基本はabout:configで項目をチマチマいじらなければならない。ぶっちゃけ面倒だし、変化もよく分からんしでトライ・アンド・エラーもやり難かった。

本プラグインでは、アンチエイリアシングモードとレンダリングモードを選んでApplyすれば、即座に設定が反映されて非常に便利だ。殆どの場合、これら2つのモードの組み合わせで、好みのレンダリング結果を得られるんじゃなかろうか。どうしても気に入らないって人は、ガンマやコントラストの詳細パラメータを弄ればおk。

自分の環境では、ClearType + Natural Symmetricの組み合わせがよさ気だった。参考程度に調整前と調整後のスクリーンショットを掲載しよう。




  • blog/2016/2016-06-06.txt
  • 最終更新: 2022-04-18 09:29
  • by Decomo