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blog:2017:2017-03-26 [2017-03-29 12:16]
Decomo
blog:2017:2017-03-26 [2017-04-18 23:31] (現在)
Decomo
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 タイトルの通りでござる(ヽ´ω`) タイトルの通りでござる(ヽ´ω`)
  
-SSDの入れ替えでパーティションり直し、例によってブートコード書き込みを行おうとしたら空き容量がないと怒られた。+FreeBSD 11が入っているSSDの入れ替え作業でパーティションを切り直していた際、例によってブートコード書き込うとしたら空き容量がないと怒られた。
  
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-パーティションは構造の丸コピーであるからして、FreeBSD 10から11に更新したにブートコードの更新をしてなかった、ないしエラーが出たスルーしてたって事になる。FreeBSD 11にしてから5ヶ月経つというのに今まで気付かなかった……。古いブートコードでよく起動できてたなっていう。+パーティション構成SSDからの丸コピーであるからして、FreeBSD 10から11に更新したにブートコードの更新をしてなかった、ないし今回のようにエラーが出ていもののスルーしてたって事になる。FreeBSD 11にしてから5ヶ月経つというのに今まで気付かなかった……。古いブートコードでよく起動できてたなっていう。
  
-念のため調べてみた所、やはりFreeBSD 11.0-RELEASEで''/boot/gptzfsboot''の容量が87KiBに増加し、64KBのパーティションは物理的に収まらなくなった。[[https://www.freebsd.org/releases/11.0R/errata.html|エラッタ]]にも、次のような記載がしっかりとなされていた(ヽ´ω`)+念のため調べてみた所、やはりFreeBSD 11.0-RELEASEで''/boot/gptzfsboot''の容量が87KiBに増、64KBのパーティションは物理的に収まらなくなったようだ。[[https://www.freebsd.org/releases/11.0R/errata.html|エラッタ]]にも、次のような記載がしっかりとなされていた(ヽ´ω`)
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 [2016-10-21] The size of the GPT enabled ZFS boot blocks (/boot/gptzfsboot) has increased past 64K. Systems upgraded from older releases may experience a problem where the size of the existing "freebsd-boot" partition is too small to hold the new gptzfsboot.  [2016-10-21] The size of the GPT enabled ZFS boot blocks (/boot/gptzfsboot) has increased past 64K. Systems upgraded from older releases may experience a problem where the size of the existing "freebsd-boot" partition is too small to hold the new gptzfsboot. 
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-さて、これはどうしたもんかね…。まぁどうしたもこうしたもパーティションを拡大するしかないわけだが、ブートパーティションはディスクの先頭にあり、その直後にシステム&データパーティションが続くとが一般的な構成、実際うちもそうだから拡大の余地は残ってないのだよ。特にFreeBSD 8/9時代にRootOnZFS環境を作って乗り継いできた人の大半はまるんじゃなかろうか。+さて、これはどうしたもんかね…。まぁどうしたもこうしたもパーティションを拡大するしかないわけだが、ブートパーティションはディスクの先頭にあり、その直後にシステム&データパーティションが続いているので拡大の余地はないのだよ。このようなパーティション構成は極めて一般的だと思うし、とりわけFreeBSD 8/9時代にRootOnZFS環境を作って乗り継いできた人の殆どとっ頭の痛い問題なんじゃなかろうか。
  
-ディスクの後に空きがあるなら、そっちにfreebsd-bootパーティションに新設するってのが一番手っ取り早いか…。なんか凄い気持ち悪いのと、ブートローダの容量の壁(ディスクの先頭○GB以内に配置しないといけない系のやつ)にハマりそうな気がしなくもないが、2017年にもなって流石にもうないか?gpartのマニアルによると、freebsd-bootパーティションは他のFreeBSD系パーティションの前か後に配置しなければならないそうなので、環境によっては完全に詰む可能性あり。+ディスクの後に空きがあるなら、そっちにfreebsd-bootパーティションに新設するってのが一番手っ取り早いかも?これはこれで凄い気持ち悪いのと、ブートローダの容量の壁(ディスクの先頭○GB以内に配置しないといけない系のやつ)にハマりそうな気がしなくもないが、2017年にもなって流石にもうないか?gpartのドキメントによると、freebsd-bootパーティションは他のFreeBSD系パーティションの前か後に配置する必要があるそうなので、環境によっては完全に詰む可能性あり。
  
-どうせ作り直すばfreebsd-bootパーティションを超でっかくしたくなるが、最大545KBまでという制限もあるので要注意。起動時にfreebsd-bootパーティション全体がメモリに読み込まれるそうだが容量的に古のコンベンショナルメモリの関係なのかしら?ゆとりの僕にはわかんないんです(・ω<)+どうせ作り直すんだったらパーティションを超でっかくしたくなるが、最大545KBまでという制限もあるので要注意。起動時にfreebsd-bootパーティション全体がメモリに読み込まれるそう、古のコンベンショナルメモリ絡みから来る容量制限なのかしら?ゆとりの僕にはわかんないんです(・ω<)
  
-これを機にUEFIブートに乗り換えるってのもありかなー。こっちはこっちでESPを確保しなければならないので、全く同じ問題を抱えてるわけですがね…。+これを機にUEFIブートに乗り換えるってのもありかなー。こっちはこっちでESPを確保しなければならないので、全く同じ問題を抱えてるわけですがね
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  • 最終更新: 2017-03-29 12:16
  • by Decomo