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blog:2017:2017-09-22 [2017-09-22 14:13] Decomo |
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- | ====== ESPの容量は512MiB以上が推奨らしい ====== | + | ====== ESPの容量は512MB (512MiB)以上が推奨らしい ====== |
FreeBSDのブート環境をEFIにすべく調べてたら、EFI System Partitionについて留意すべき事が幾つかあるようなので殴り書き。公式仕様書といった一次情報は未見、かつEFI黎明期のバッドノウハウが混じってる可能性もあるので、本記事の正確性については保証できますん( ゚ω゚ ) | FreeBSDのブート環境をEFIにすべく調べてたら、EFI System Partitionについて留意すべき事が幾つかあるようなので殴り書き。公式仕様書といった一次情報は未見、かつEFI黎明期のバッドノウハウが混じってる可能性もあるので、本記事の正確性については保証できますん( ゚ω゚ ) | ||
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* 正式な言及はなし | * 正式な言及はなし | ||
- | * ただし、FAT32の最小サイズは65527クラスタで、1クラスタの最小単位は1セクタであるから、(最小ESPサイズ)=(セクタサイズ)×65527 となる。 | + | * ただし、FAT32の最小サイズは65527クラスタで、1クラスタの最小単位は1セクタであるから、(最小ESPサイズ)=(セクタサイズ)×65527 となる。(なぜかFreeBSDのnewfs_msdosコマンドは最低65525クラスタ必要と言ってくる。)すなわちセクタサイズごとの最小ESPサイズは以下となる。 |
- | * 1セクタ=512バイトの場合:33549824B=32763.5KiB≒31.995MiB | + | * 512バイト/セクタの場合:33549824B=32763.5KiB≒31.995MiB |
- | * 1セクタ=4096バイトの場合:268398592B=262108KiB≒255.964MiB | + | * 4096バイト/セクタの場合:268398592B=262108KiB≒255.964MiB |
* しかし一部のEFI実装は512MiB未満のESPを正しく扱えない事がある。 | * しかし一部のEFI実装は512MiB未満のESPを正しく扱えない事がある。 | ||
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ファーム、OS、ストレージのそれぞれの都合が絡み合って何とも複雑な状況っぽい。 | ファーム、OS、ストレージのそれぞれの都合が絡み合って何とも複雑な状況っぽい。 | ||
- | FAT32の最小容量制限を考慮すると、FreeBSD 11デフォの800KiBのESPなんぞ以ての外ですな。今後、ネイティブ4Kストレージが増えてく事を考えると、Windowsを使ってFAT32な512MiBのESPを作るのがさいつよか? | + | FAT32の最小容量制約を考慮すると、FreeBSD 11デフォの800KiBのESPなんぞ以ての外ですな。今後、ネイティブ4Kストレージが増えてく事を考えると、Windowsを使ってFAT32な512MiBのESPを作るのが最良か。まぁ、天下のWindows様が200MiBで確保してるんだから、それで問題ないとは思いますけどね。 |
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