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FreeBSDのZFS実装がZFS on Linuxベースに変更されるらしい

昨年末の話題ではあるけど、将来的にFreeBSDのZFSシステムがZFS on Linuxベースに変更されるらしい。ことの発端は、Delphix社がZFS開発の軸をZFS on Linux(以下ZoLと表記)に移したことのようだ。

OpenZFSの盟主たるDelphix社1)は、これまでillumosからフォークした自社のDelphix OS用にZFSを改良し、それがOpenZFSに取り込まれてきた。FreeBSDの現在のZFSのコードベースはillumosのもので、FreeBSD用に多数のifdefを加えたものだそうだ。illumosという共通点があったからこそ、Delphixの改良がFreeBSDに取り込めてきたというわけだ。

ところが、前述の通りDelphixがZoLに移行したことで、illumosベースのZFS実装の改修が止まってしまった。現状、ZoLで行われたバグ修正のillumosへのバックポートは全く行われていないそうである。ZoLの主要開発者であるBrian Behlendorfが、ZoLへのFreeBSD直接サポートの追加を薦めてくれたこともあり、ひとまずZoLをベースとしたZFS on FreeBSDプロジェクト、通称ZoFが立ち上がったという経緯のようだ。将来的にはZoLとZoFで1つのコードベースを共有するかもしれないとのこと。

ZoFの実装とテストはiX Systemsが主体となって行われており、既に殆ど問題なく動いているようだ。illumos実装─界隈ではLegacy ZFSと呼ばれている─と比較してパフォーマンスも向上している模様。2019年3月1日にsysutils/zolとしてportsツリーに取り込まれ、2019年6月10日にはsysutils/openzfsへと名称変更されている。12.0-RELEASEのportsツリーにも取り込まれていることから、完成度の高さが伺える。FreeBSD 13の前にはillumosベースのZFSソースコードは削除されるだろうとのこと。

参考サイト

1) 自分が勝手にそう思ってるだけ

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blog/2019/2019-08-01.1564648353.txt.gz · 最終更新: 2019-08-01 17:32 by Decomo
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