文書の表示以前のリビジョンバックリンク全て展開する/折り畳む文書の先頭へ この文書は読取専用です。文書のソースを閲覧することは可能ですが、変更はできません。もし変更したい場合は管理者に連絡してください。 ====== OpenZFS 2.0リリース!! ====== 本日、ついにOpenZFS 2.0がリリースされた!! リリースノート:[[https://github.com/openzfs/zfs/releases/tag/zfs-2.0.0|Release OpenZFS 2.0.0 · openzfs/zfs · GitHub]] <html> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Today we released OpenZFS 2.0, based on the unified code for Linux and FreeBSD. New features include sequential resilver, persistent L2ARC, zstd compression, and lots of performance improvements! <a href="https://t.co/SOHgzMln94">https://t.co/SOHgzMln94</a></p>— OpenZFS (@OpenZFS) <a href="https://twitter.com/OpenZFS/status/1333540118687215617?ref_src=twsrc%5Etfw">November 30, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </html> ZFS環境的には、なんといってもLinuxとFreeBSD向けの実装が統合され、1つのソースツリーからビルドされるようになったのが大きい。実態としては、[[blog:2019:2019-08-01|以前]]から[[blog:2020:2020-03-06|書いてきた]]とおり、ZFS on LinuxプロジェクトがOpenZFSプロジェクトとなり、FreeBSD向けの修正が行われたという感じで、“統合”って感じではないんだけど、いずれにせよZFSを取り巻く環境は今後ますます発展していくことだろう。 機能面では、永続的L2ARCと圧縮アルゴリズムとしてZStandardが追加されたのが大きいかな。 これを書いている時点で、PortsのOpenZFSの方はまだ更新されてないが、遅かれ早かれ2.0になると思われる。FreeBSDのベースシステムのZFS実装が置き換わる具体的な時期は不明だが、当初の計画では13.0-RELEASEで置き換わることになってたはず。こちらも無事に進んでくれることを祈りたい。 blog/2020/2020-12-01.txt 最終更新: 2020-12-02 13:34by Decomo