freebsd:freebsd_format_nvme_with_nvmecontrol

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freebsd:freebsd_format_nvme_with_nvmecontrol [2019-09-19 11:25]
Decomo
freebsd:freebsd_format_nvme_with_nvmecontrol [2020-03-10 11:06]
Decomo [LBAサイズを指定してフォーマット]
行 3: 行 3:
 FreeBSDの''nvmecontrol''コマンドでNVMeデバイスをフォーマットしてみた記録。 FreeBSDの''nvmecontrol''コマンドでNVMeデバイスをフォーマットしてみた記録。
  
-別マシンでは読み込み3GB/sほど出るSSDがFreeBSDマシンでは1.6GB/sほどしか出ず、初期化したら速度回復すんじゃね?という安直な気持ちでformatしてみたら、色々と興味深かったのでメモがてら残しておく。なお、初期化してみたけど速度は回復しなかった。というか、1.6GB/sはPCIe 2.0×4接続時の速度上限っぽい雰囲気なんだけど、間違いなくPCIe 3.0×4接続になってるし、PCIeスロット変えても変化無いしだし謎。+別マシンでは読み込み3GB/sほど出るSSDがFreeBSDマシンでは1.6GB/sほどしか出ず、初期化したら速度回復すんじゃね?という安直な気持ちでformatしてみたら、色々と興味深かったのでメモがてら残しておく。 
 + 
 +なお、初期化してみたけど速度は回復しなかった。というか、1.6GB/sはPCIe 2.0×4接続時の速度上限っぽい雰囲気なんだけど、間違いなくPCIe 3.0×4接続になってるし、PCIeスロット変えても変化無いしだし謎。 
 + 
 +(2019-10-06 追記) \\ 
 +その後、どう足掻いても1.6GB/sを超えなかった方は、実際に使いだしたら2GB/s超えるようになったり、逆に元から3GB/s出てた方は遅くなったりして、NVMeなんもわからん。そもそもnvmecontrolのベンチマーク機能は、特定の領域をひたすらアクセスするだけの原始的なものらしく、結果に一喜一憂しても仕方ないと思い至った。参考値として見るに留めるのが吉
  
 ===== 試した環境 ===== ===== 試した環境 =====
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 ''nvmecontrol format -f LBAサイズID 名前空間''でLBAサイズを指定して名前空間をフォーマットしてみる。LBAサイズIDはsmartctlのSupported LBA Sizesで表示されるIDを指定する模様。 ''nvmecontrol format -f LBAサイズID 名前空間''でLBAサイズを指定して名前空間をフォーマットしてみる。LBAサイズIDはsmartctlのSupported LBA Sizesで表示されるIDを指定する模様。
 +
 +使ったSSDでは512バイト、4096バイトの一般的なサイズのサポートとなっているが、チェックサム用領域8バイトを含んだ520バイトや4104バイトセクタなどに対応してる製品もあるらしい。
  
 Namespace 1 Formatted LBA Sizeが4096に変わったことが分かる。 Namespace 1 Formatted LBA Sizeが4096に変わったことが分かる。
行 366: 行 373:
 No Errors Logged No Errors Logged
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 +
 +===== 参考サイト =====
 +
 +  * [[https://qiita.com/ken-yossy/items/ae42c06d8c9face76934|NVMe Revision 1.4: New commands and features (except for NVM Sets and its related features) - Qiita]]
  • freebsd/freebsd_format_nvme_with_nvmecontrol.txt
  • 最終更新: 2020-03-10 11:06
  • by Decomo