2007年05月08日
NANDフラッシュとHDDのバックアップ
カッとなってLinux Zaurus SL-C3200を買ってしまった。
pdaXromにFirefox、セルフコンパイル環境、KWINSなどなど夢が広がりんぐな訳だが、何はなくともまずは初期環境のバックアップだ。予め140MB以上空きのあるSD/CFカードを用意しておこう。
NAND Flashのバックアップ
まずはNANDフラッシュのバックアップ。これをしておかないと、Qtopia環境を復元出来なくなる。
- リナザウの電源を落とし、ACアダプタとバッテリを外す。
- [D][M]キーを押しながら、ACアダプタを繋ぐ。
- 「Service Menu」が表示されるので、その3ページ目「2.BACKUP RESTORE MENU」を選択する。
- 更に「2.NAND Flash Back Up」を選び、「Excute backup?」で[OK]キーを押せば、SD/CFカードにNANDフラッシュが書き出しが始まる。
- 緑色のバーが右端まで伸び「Backup...OK」と表示されれば終了。[×]キーでService Menu画面に戻ってから電源を切り、ACアダプタを外す(外さないとQtopiaに戻れない)。
所要時間は約40分。成功すれば138428432(132M)バイトのSYSTC320.DBKというファイルがSD/CFカード上に出来ている筈だ。このファイルは、万が一にも失う事の無いよう、大事に保管しておこう。
HDDのバックアップ
続いてHDDのバックアップだ。HDD内のデータは、付属のインストールCDから復元できるので、わざわざバックアップしておく必要もないかもしれない。が、一応、念のため。
/hdd3の中身をtarで固めてSD/CFカードに保存する。SD/CFカードに出来たtarballはPCのHDDとかに移しておこう。勿論、リナザウのHDDにtarballを作成して、それをネットワーク経由でコピーしても構わない。
$ tar cvf /mnt/card/Documents.tar /hdd3/Documents/ (670MB) $ tar cvf /mnt/card/dict1.tar /hdd3/dict1/ (260MB) $ tar cvf /mnt/card/dict2.tar /hdd3/dict2/ (450MB)
参考サイト
Linux Zaurusをハックする - pdaXromでLinux Zaurusの新たな一面を探る
http://journal.mycom.co.jp/special/2005/pdaxrom/index.html
[Zaurus] SL-C3200環境構築(その1) - 神戸辺り、たゆたう時間 - 楽天ブログ(Blog)
http://plaza.rakuten.co.jp/kobe117/diary/200610280000/