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blog:2018:2018-07-27 [2018-07-27 12:25]
Decomo 作成
blog:2018:2018-07-27 [2018-07-27 14:11]
Decomo
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 でもって、リソースモニタでディスクの状態を見てみると、処理対象のファイルの応答時間がなんと1000ミリ秒を超えているじゃーありませんか。キューもめっちゃ溜まってるし(順調に処理が行われてる時は1未満。多くても3~4ってとこ。)データ移動待ちにしては、流石にレイテンシ長すぎじゃないですかね…。 でもって、リソースモニタでディスクの状態を見てみると、処理対象のファイルの応答時間がなんと1000ミリ秒を超えているじゃーありませんか。キューもめっちゃ溜まってるし(順調に処理が行われてる時は1未満。多くても3~4ってとこ。)データ移動待ちにしては、流石にレイテンシ長すぎじゃないですかね…。
  
-実際の操作感としては、SSDに一定の空きができるまでファイルI/Oがブロックされてるような感じ。[[https://blogs.technet.microsoft.com/larryexchange/2015/12/02/understand-storage-space-tiering-in-windows-server-2012-r2/|MSの中の人]]によれば、実際、SSD層が一杯になるとIOPSが劇的に下がる──といってもHDD層相当の性能は出るんだけど(記事中のTest Case 1: Write to Used Storage Spaceらへん)、処理が完全に止まってしまうような感じになならなさそう。+{{ :blog:2018:wss_slow_tiered_storage_resource_monitor.png |}} 
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 +実際の操作感としては、SSDに一定の空きができるまでファイルI/Oがブロックされてるような感じ。[[https://blogs.technet.microsoft.com/larryexchange/2015/12/02/understand-storage-space-tiering-in-windows-server-2012-r2/|MSの中の人]]によれば、SSD層が一杯になるとIOPSが劇的に下がる──といってもHDD層相当の性能は出るんだけど(記事中のTest Case 1: Write to Used Storage Spaceらへん)、処理が完全に止まってしまうような感じになならなさそう。
  
 ネットに上がってる記憶域階層の使用例は殆どがHyper-Vがらみなので、ファイルサーバ向けに記憶域階層を使うってのがそもそもの間違いなのかしら?そうは言っても、使用頻度の高いデータをSSD層において高速化するって場面は、FSでもふつーにありそうな感じがするんだけどなぁ…。 ネットに上がってる記憶域階層の使用例は殆どがHyper-Vがらみなので、ファイルサーバ向けに記憶域階層を使うってのがそもそもの間違いなのかしら?そうは言っても、使用頻度の高いデータをSSD層において高速化するって場面は、FSでもふつーにありそうな感じがするんだけどなぁ…。
  
 Sambaだと大量のファイルの扱いに難あり、ってところからCIFSの純正実装なら安心だろうってことでWindows Serverを選択したのに、トホホですよ本当。僕たちの調査の旅はこれからだ…! Sambaだと大量のファイルの扱いに難あり、ってところからCIFSの純正実装なら安心だろうってことでWindows Serverを選択したのに、トホホですよ本当。僕たちの調査の旅はこれからだ…!
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  • 最終更新: 2020-12-03 16:45
  • by Decomo