差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン 最新のリビジョン 両方とも次のリビジョン | ||
network:10gbe_40gbe_100gbe_memo [2019-01-04 23:53] Decomo |
network:10gbe_40gbe_100gbe_memo [2019-08-14 16:04] Decomo |
||
---|---|---|---|
行 3: | 行 3: | ||
40ギガビットイーサ、100ギガビットイーサに関するメモ。/ | 40ギガビットイーサ、100ギガビットイーサに関するメモ。/ | ||
- | ===== SFPトランシーバとDAC/AOC ===== | + | ===== SFP/QSFPコネクタ |
- | 10GbE以上ではSFPトランシーバを使った光配線利用が現実味を帯びてくる。とりわけ40GbE以上では必至である(2019年1月現在)。 | + | 10GbE以上ではSFPトランシーバを使った光配線のEthernet規格が選択肢に入ってくる。また、2019年1月現在、40GbE以上では銅線規格の製品が出回ってないため、光配線方式を使うしかない。 |
+ | |||
+ | 光配線方式では、コネクタとしてSFP(Small Form-factor Pluggable)を用いる製品が主流である。 | ||
+ | |||
+ | ==== SFP/ | ||
+ | |||
+ | SFPコネクタはSFP/ | ||
+ | |||
+ | ==== QSFP/ | ||
+ | |||
+ | SFPのデータレーンを4本にしたものがQSFP(Quad Small Form-factor Pluggable)である。QSFP/ | ||
+ | |||
+ | SFPコネクタとQSFPコネクタは物理形状は異なり基本的に互換性はないが、QSFP→SFPアダプタを使うことでQSFPコネクタにSFPコネクタを挿すことはできる(当然逆は不可)。 | ||
+ | |||
+ | ==== SFPモジュール ==== | ||
+ | |||
+ | SFP/ | ||
? DAC | ? DAC | ||
:: Direct Attach Copper cable。SFPモジュール付き銅線。イメージとしては、SFPスロットの電気信号を延長して対向の機器に直接繋げる感じ。同じメーカーの適合機種を適合するケーブルで繋ぐ必要あり。ケーブル長は最大5~10m程度。 | :: Direct Attach Copper cable。SFPモジュール付き銅線。イメージとしては、SFPスロットの電気信号を延長して対向の機器に直接繋げる感じ。同じメーカーの適合機種を適合するケーブルで繋ぐ必要あり。ケーブル長は最大5~10m程度。 | ||
? AOC | ? AOC | ||
- | :: Active Optical Cable。SFPの光トランシーバと光ファイバーを一体化させたようなもの。DACの光ファイバー版。 | + | :: Active Optical Cable。SFPの光トランシーバと光ファイバーを一体化させたようなもの。DACの光ファイバー版。最大長はDACより長く取れる。 |
+ | |||
+ | DAC/ | ||
===== 光ケーブル ===== | ===== 光ケーブル ===== | ||
行 77: | 行 96: | ||
ピンの結線方法により、タイプA, | ピンの結線方法により、タイプA, | ||
+ | |||
+ | {{ : | ||
? タイプA(ストレート) | ? タイプA(ストレート) | ||
行 86: | 行 107: | ||
「各ファイバーが交差しないように見た時」というのは理屈上の話で、実際のファイバーの位置関係を表すものではないし、気にする必要もない。タイプAのケーブルも接続時にひねってしまえば" | 「各ファイバーが交差しないように見た時」というのは理屈上の話で、実際のファイバーの位置関係を表すものではないし、気にする必要もない。タイプAのケーブルも接続時にひねってしまえば" | ||
+ | |||
行 99: | 行 121: | ||
* [[http:// | * [[http:// | ||
* [[http:// | * [[http:// | ||
+ | * [[https:// |