pc:windows_create_recovery_partition

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pc:windows_create_recovery_partition [2019-03-03 22:30]
Decomo 作成
pc:windows_create_recovery_partition [2022-01-17 17:13]
Decomo
行 1: 行 1:
-====== Windows 10の回復パーティションを新規でり直す ======+====== Windows 10の回復パーティションを新しくる ======
  
-使いまわしSSDにWindows 10を入れたら、回復パーティションが作られず''C:\Recovery''に回復環境が作られてしまった。なんか気持ち悪いので、いつも通りの回復パーティション式に変更できないか調べて試したら出来たのでメモ。+使いまわしSSDにWindows 10を入れたら、回復パーティションではなく''C:\Recovery''に回復環境が作られてしまった。なんか気持ち悪いので、いつも通りの回復パーティション式に変更できないか調べて試したら出来たのでメモ。 
 + 
 +<WRAP round tip>(2021-10-01 追記) 
 + 
 +最近のバージョン(少なくとも20H2で確認)では回復パーティションは作られないのが標準のようだ。Windows 11への移行なども見据えると、素直にC:\Recovery方式に準じた方がいいのかも。 
 +</WRAP>
  
 ===== 試した環境 ===== ===== 試した環境 =====
行 8: 行 13:
   * ThinkPad T450s   * ThinkPad T450s
  
-BIOSブートではパーティション設定が違うため、本記事の方法作成できない。BIOS版は[[https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/manufacture/desktop/deploy-windows-re|MS公式ドキュメント]]に記載があるので参考にしてくだしあ。+BIOSブートではパーティション設定が違うため、本記事の方法は適用できない。[[https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/manufacture/desktop/deploy-windows-re|MS公式ドキュメント]]にBIOSブート向けの記載があるので参考にしてくだしあ。
  
 ===== 手順 ===== ===== 手順 =====
行 16: 行 21:
 コマンドプロンプトを管理者として実行し、diskpartを起動する。 コマンドプロンプトを管理者として実行し、diskpartを起動する。
  
-以下のコマンドで回復パーティションを作る。select disk, create partitionのsize, assign letterは各自の環境に読み替えてくだしあ。+以下のコマンドで回復パーティションを作る。select disk, create partitionのsize, assign letterの値は各自の環境に読み替えてくだしあ。 
 + 
 +なお、回復パーティションの容量は公式では1GiBが推奨値である。ここでは念には念を入れて3GiB確保してある。また、当然ながらディスクには回復パーティション分の空き領域が必要となる。足りなければ、ディスクの管理からC:ドライブを縮小するなりして確保してくだしあ。
  
 <code> <code>
行 27: 行 34:
 </code> </code>
  
-set idとgpt attributesが肝。これらプロパティを設定する回復パーティション扱いる。+set idとgpt attributesが肝。これらプロパティを設定すると回復パーティションとして扱われる。
  
-正しく作成できていれば、以下のような感じで認識される。+正しく作成できれば、以下のような感じで認識される。
 <code> <code>
 DISKPART> lis par DISKPART> lis par
行 41: 行 48:
 </code> </code>
  
-にdiskpart使うので、コマンドプロンプトは消さずに残しておく。+ほど仕上げうので、コマンドプロンプトは消さずに残しておく。
  
 ==== Windows REのコピー ==== ==== Windows REのコピー ====
  
-作成した回復パーティションにWindows REをコピーする。+作成した回復パーティションにWindows REをコピーする。新たなコマンドプロンプトを管理者として実行し、以下のコマンドを実行する。
  
 <code> <code>
行 81: 行 88:
 <code> <code>
 > reagentc /setreimage /path T:\Recovery\WindowsRE /target C:\Windows > reagentc /setreimage /path T:\Recovery\WindowsRE /target C:\Windows
-ディレクトリは次に設定されています: \\?\GLOBALROOT\device\harddisk0\partition4\RecoveryWindowsRE+ディレクトリは次に設定されています: \\?\GLOBALROOT\device\harddisk0\partition4\Recovery\WindowsRE
 </code> </code>
  
行 103: 行 110:
 REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。
 </code> </code>
 +
 +==== C:\Recoveryの削除 ====
 +
 +C:\Recoveryの中身が殆ど空になっていることを確認し、削除する。デフォルトではアクセス権が一切ないので、てきとーに付与して作業して下さい。
  
 ==== 回復パーティションのドライブレターを消す ==== ==== 回復パーティションのドライブレターを消す ====
  • pc/windows_create_recovery_partition.txt
  • 最終更新: 2023-03-10 16:20
  • by Decomo