2005年06月13日
333MHz!!
PSPのCPUの動作周波数は、カタログ上は1?333MHzとなっています。ところがどっこい、現行のPSPでは、消費電力の兼ね合いから上限が222MHzに制限されているのです。
当初、この制限はファームによるものだと思われていたのですが、有志の解析により、なんとソフトウェアから簡単に制御できることが判明したのです!!具体的にはscePowerSetClockFrequencyという関数が実装されていて、引数としてクロックを与えてやると、そのクロックで動作するというのです。333MHzで動作できるにもかかわらず、市販ソフトは222MHzで動作しているということを考えると、クソニーから各メーカーへお達しでもあったんでしょうかねぇ…。
各エミュレータの333MHz対応版も既にリリースされ始めており、実際に試してみたところ、確実に動作速度が改善されていました。
いやー、全く以て面白いハードですねぇ、PSPは。GPU、無線LAN周りが解析されれば、まさに最凶ハードです。
こんなハードのソフトを自作できると思うと、Cの勉強にも、より一層熱が入るというものです。