2005年04月13日
Tigerキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
■WSJ-アップル、新OS「タイガー」を29日発売
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米パソコン大手アップルコンピュータ(Nasdaq:AAPL)は12日、次期基本ソフト(OS)「マックOS X(開発コード名'タイガー')」を4月29日に発売すると発表した。
タイガーは29日からアップル直営店と認定再販業者の店頭に並ぶ。価格は個人向けで129ドル。1家庭5人で使用できる「ファミリーパック」は199ドル。サーバー版タイガーも同時発売する。小売価格は10人用で499ドル、無制限版では999ドル。
ついに来ました、待望のMac OS X v10.4こと"Tiger"の発売日が今月の29日に決定しました!! いやー、めでたいめでたい。今季最大のビッグニュースですよ! Windowsに心底嫌気が差していた私にとって、これはMacに乗り換えるチャンスなわけですよ。
Macへの乗り換えは以前から考えており、Mac miniが出たあたりでかなり本格的に考えていました。ですが、資金及び実家に置いてきたPC(自作のヘタレマシン。今は親が使ってるけど、癖が強くて親が扱うには荷が重いかな?と最近感じています)との兼ね合いもあり、未だ購入には踏み切ってませんでした。まぁ、Tigerを待っていたということもあったりしますがw
今年前半に出ると聞いていたとはいえ、まさかこんなに早く出るとは思っていませんでした(とは言え、殆ど5月の発売と同じですから、よくよく考えれば今年前半終了間際での発売ってことになるのでしょうけど)。
Tigerで追加される機能の中で、個人的に一番アツイ機能は、何と言っても「Spotlight」です。
これは、いま流行り(?)のメタデータ検索というもので、簡単に言っちゃえば Google Desktop Search をOSの標準機能として実装したものです。GDSを使ったことがある人ならば、この機能の便利さは、筆舌に尽くしがたいものがあるのはご理解頂けるでしょう。
GDSとSpotlightの一番の違いは、SpotlightがOS標準の機能だということです。まぁ、この違いは当然なのですが、メタデータ検索がOSに組み込まれることで
- 扱えるデータの種類を簡単に増やすことができる
- 各種アプリケーションが、(比較的)簡単にそれら機能の恩恵を受けられる
GDSは、あくまでもOS上で動く一介のソフトに過ぎず、GDSが構築したデータベースは当然GDSでしか利用されていません。また、ブラウザを介しての操作となるため、検索で得られた情報を他の用途に用いることが困難です。
一方Spotlightであれば、iTunesのスマートプレイリストを模した「スマートフォルダ」を用意してさえおけば、ファイルの検索が非常に便利になります。例えば、
- 日付は 「2004年10月以降」
- 撮影に使ったカメラは 「FinePix F710」
- サイズは 「1280x960以上」
極論を言ってしまえば、Spotlightさえあれば、1つのディレクトリに全てのファイルを格納していても、何ら支障はありません。
どうですか?非常に素晴らしい機能だとは思いませんか? (本来、次期Windowsにも同様の機能(WinFS)が盛り込まれる筈だったのですが、開発の遅れからばっさりと切り捨てられてしまいました。この時点で、私は脱Windowsを決心してたりします)
他にも H.264コーデックのサポート や Dashboard などなど、先進的だったり便利そうな機能がふんだんに盛り込まれています。Tigerとは直接関係ありませんが、QuickTimeでのAAC-HEの扱いも気になるところです(以前、時期QTからAAC-HEをサポートするとアナウンスがあったので)。今更ですが、FreeBSDベースという点も、ヘタレFreeBSDerの私としては見逃せません。
お値段も1ライセンス版が14800円と良心的。ファミリーパックなら、5ライセンスで22800円と"超"良心的です(一家にMacが5台あるかどうかは別としてw)。ゲイツOS1ライセンス分で、Mac OSなら5ライセンスも手に入っちゃうんですよ!
さーて、実家に資金援助の電話でもしますかね。
リンク: Apple Mac OS X