2005年04月13日
iTMSキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
<米アップル>年内に音楽配信開始へ 市場拡大に弾み米アップルコンピュータ日本法人の前刀禎明(さきとう・よしあき)代表取締役は12日、年内にインターネットを通じた音楽配信事業を始める方針を明らかにした。デジタル音楽プレーヤーは国内でも急速に普及が進んでいるが、シェア首位の「iPod」を販売するアップルの同事業参入で、デジタル音楽市場の成長が一段と加速しそうだ。
アップルは音楽配信事業として、03年4月以降、米国や欧州で「iチューンズ・ミュージックストア」を開始。楽曲を1曲99セント(約107円)で販売し、既に延べ3億曲以上が利用者によってダウンロードされているが、日本ではレコード会社の厳格な著作権管理などが障害となり、まだ事業化できていない。
しかし、デジタル音楽市場の急成長を受け、エイベックスが音楽配信事業への参入を表明するなど、レコード会社側の姿勢は徐々に転換しつつあり、アップルも事業化が可能と判断した。今後、主要レコード会社と交渉し、販売する楽曲数や販売料金など詳しい条件を詰める方針だ。
国内のデジタル音楽プレーヤー向けの音楽配信事業は、ソニー・ミュージックエンタテインメントなど主要レコード会社が共同出資した「レーベルゲート」やマイクロソフトなどが昨年から始めている。しかし、これらの音楽配信にはiPodが対応できないため、iPodユーザーは手持ちのCDなどから音楽をパソコンに取り込み、プレーヤーに転送して聴いている。また、コピー防止機能のあるCDは取り込めないなどの不便もあり、欧米同様の配信事業を早期に始めるようアップルに要望する声が強まっていた。【上田宏明】
(毎日新聞) - 4月13日5時16分更新
うひゃー、Tigerの発表に次いで、iTunes Music Storeの国内展開宣言ですか! やばい、やばすぎるよApple!!
今の日本の権利ビジネスで一番儲けているのは、なぜか本当の権利者(作者)ではなく、彼らと消費者の間に入っている中間業者です。各種レーベル会社やカスラックとかいう団体ですね。
日本で音楽配信が流行らない背景には、そういう事情があるからなんです。中間マージンを貪っている人たちは「デジタルデータだと無限に無劣化コピーされてしまうのでダメだ」と言っていますが、これは多分建前です。本音は「ネット配信では、中間マージンが殆ど取れないので儲からないから」でしょう。
まぁ、この辺の不平不満に関しては、おいおい文句を垂れて行く事にしましょうw
あー、ちなみに記事の見出しで「市場拡大へ弾み」とありますが、どうせAppleの一人勝ちになると思います。
どうせ既存のレーベル会社は、プロテクトで雁字搦めの形式で配信するでしょうし。iPodがデジタルプレーヤのシェアの大半を占めている現状で、iPodでは利用できない形式で配信したところでどうなるかは、目に見えてますからね。
Appleにはこの調子で、日本の(・A ・) イクナイ!点の改革を行っていただきたいですね。