2005年04月13日
カラーマッチング
カラーマッチング、呼んで字の如く「色合わせ」です。
映像を扱う機器は、それぞれが独自の色味を持っているので、違う機器間(例えばPCとデジカメ)でデータをやり取りする際に、正しい色が表現されないという問題が生じます。正しくマッチングされていないと、料理を温かみのある色味で撮影したのに、PCで編集していざ印刷してみたら、青白い味気ない色になってしまった……ということが起こったりします。
こうした事態をさける為にも、カラーマッチングは必須の作業であると言えます。
以前から、正しく調整されているかどうかは置いていて、素人なりにモニタのキャリブレーションはしていました。幸いにして(?)、キャリブレーションしたからと言って、前途したような雰囲気ががらりと変わってしまうような事態に遭遇したことはありません。メーカー出荷時の段階で、それなりには調整されていたんでしょうね。
しかし、デジカメを弄り始めてからというものの、正確なカラーマッチングの必要性を痛感しています。適用するプロファイル(機器の色味を記述したもの)によって、写真の雰囲気ががらりと変わってしまうのです。うちの環境では、暗部の表現が相当違ってきます。「正しい色」の基準がないため、判断のしようがありませんorz。
例え正確にカラーマッチングをしたとしても、全ての環境で正確な色が表示されるということは、絶対にありません。自サイトでマッチング済みの画像を展示したとしても、見る側の環境が非マッチング系であれば正しく表示されるはずがありませんし、そもそも、ブラウザ自体がマッチングのことを考慮していないので、マッチング系のソフト(Photoshopとか)とは表示が違ってきます。
加えて、WindowsというOS自体がカラーマッチングに関しては、弱い部分があるそうで。Macはその辺をきちんとサポートしています。これが「Macは美術に強い」と言われる所以にもなってるんですね。というわけで、
……と、こんな冗談を言っている場合ではないのですよ。
いや、ホントにカラーマッチングは重要です。が、しかし、如何せん難しすぎますorz。全く訳がわかりません。
Macだと、もう少し簡単にマッチングできるのかな?(結局行き着くところはソコカヨ!