2005年04月14日
LANケーブル作り
学校でLANケーブル作り要員の召集を受け、ちょいと作ってきました。
←これは、余ったケーブルで作った、謹製の自作LANケーブルです。記念に貰ってきましたw。市販品と遜色のない!?出来栄えです。
切り出したケーブル
作業中
17:00 作業開始です。目標数は3mのストレートケーブルを50本くらい。
まずは、トグロを巻いているツイストペアケーブルの切り出しからです。まぁ、この作業自体は大した事はありませんでした。2人がかりで10分くらいで終了。
で、いよいよ切り出したケーブルにモジュラージャックを付ける訳ですが、これが非常に困難な作業です。
大元のケーブルの被服を向き、2本ずつツイストされた計4組8本のコードを露出させます。そして、捻れを正し全てのコードの長さを揃え、それをモジュラージャックに挿入し、最後に圧着して一応形は出来上がります。
こうして出来上がったケーブルは、ケーブルテスターで正しく接続されているか、導通しているかをチェックし問題がなければ完成となります。が、しかし、なかなか最終チェックが通らない!接続箇所が違ったり、導通していなかったりと散々です。
不良ケーブルは修正しなければなりませんが、MJとケーブルが圧着されているため、ケーブルを引き抜いて間違った配線だけを修正するということができません。修正するには、MJの根元からケーブルを切断し、もう一度被服剥きから始めないといけなかったりしますorz。
しかも、テスターではどちら側のMJの接続不良なのかはわかりません。従って、判断を誤り正常に接続されている方のMJを切り落として、結局なんの解決にもならないという事態が発生したりもしますorz。
そんなこんなで、最初は1本のケーブルを仕上げるのに、30分くらいかかりましたが、慣れていくうちに5分くらいで作れるようになります。慣れさえすれば、なかなか楽しい作業です。
全てのケーブルを作り終えたときには20時を回っていました。作業時間3時間、5人+αで合計51本のケーブルを作り上げました。
この頃には、みんなもう匠です。履歴書の特技欄に「LANケーブル作成」と書けるほどの腕前です(ぉ
でも、まぁ、いくら楽しいとはいえ、たまに作る分にはいいでしょうが、作りつづけるのはちょっと勘弁です^^;
LANケーブル製作記念壁紙(1280x1024)はこちらです。
こういうことするのは魔犬タソ
(被服の中に被服を入れた)
犠牲になったMJ