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portmasterでPHP 5.5をモジュール含め一括でPHP 7.1に更新する

家鯖のPHPを5.5から7.1に更新した。

バージョン毎にportsが分かれているソフトを更新するときは、portmasterの-oオプションを使ってportmaster -o 置き換えるports(新バージョン) 置き換えられるports(旧バージョン)とする。そうしないと「php55-5.5.38 conflits with php71-7.1.1 (installs files into same place)」という具合に怒られる。

# sudo portmaster -o lang/php71 php56

PHPの場合、付随するモジュールも更新する必要があり、基本的には同じ方法で行う。しかし、1つずつportmaster -oしなきゃならなくて地味に面倒なんすよね(´・ω・`)。いい方法がないものかとネットを彷徨っていたら(この時間で手作業で更新できた説)、Stack Overflowに素敵な回答を発見。元のスクリプトだとdistfile削除プロンプトの入力待ちが正しく処理できなかったため、ちょっと改造させて貰った。

$ awk -vPATTERN="55" -vREPLACEMENT="71" \
'BEGIN { while (("pkg query -x %o \"/(mod_)?php" PATTERN "(-|$)\"" \
| getline name) > 0) { oldname = name; sub(PATTERN, REPLACEMENT, name); print "ALWAYS_SCRUB_DISTFILES=dopt portmaster --no-confirm -o " name " " oldname } }' \
| sudo sh

統廃合などで必ずしもモジュールが1対1で対応しなかったり、php-extensionパッケージは上手く扱えなかったりで、エラーなしで一発更新という訳にはいかないのが玉に瑕。でもこのスクリプトで更新作業はかなり楽になるハズ。PATTERNREPLACEMENTはお使いの環境に応じて書き換えてね(ゝω・)v

portsのlang/tcl-modulesが消えた件

portupgradeしようとpkgdb -Fしたら、lang/tcl-modulesが無くなった云々と出てきた。本体に組み込まれたので単体portsとしては廃止になった模様。

じゃーDBから消しても問題ねーべよって事で消そうとしたら、tcl, tk, py27-tkinterが依存してるので消せないよと。

さて、どうしたものかと頭をひねった結果、依存しているパッケージを1つずつ更新すれば依存関係は勝手に消えるだろうと思い至った。なぜならば、tcl-modulesが廃止になったんだから、当然、最新のports treeではtcl-modulesに依存したパッケージは無くなっているはずだという理屈。

実践あるのみというわけで、1つずつportupgrade -Rした所、無事依存関係は解消。DBからtcl-modulesを消す事が出来た。

  • start.txt
  • 最終更新: 2022-07-27 15:26
  • by Decomo